車査定の豆知識

車を売るための車査定って何?

車査定のチェック
車査定のチェック

車査定とは、車を調べて価値を算出して金額を出すことですが、査定には基準があり、(財)日本自動車査定協会の査定基準に従って査定されて中古車の基本価格が算出されます。

査定は資格を持った査定士がマニュアルに沿ってチェック項目を一つずつチェックしていきますが、査定士の判断によっても査定額が違ってきます。

査定士のチェック項目と検査

査定士がチェックするのは最初に書類一式をチェックします。チェックする書類は自動車検査証(車検証)やメンテナンスノート、保証書に取扱説明書、定期点検整備記録、自賠責保険証、そしてリサイクル券です。

次に車両の検査をしますが、見落とし防止のため、検査をする手順が決まっていて、標準的な検査手順としては、最初に外周次に運転席や室内、そしてエンジンルーム内を検査します。エンジンルームの検査では、車体番号やネームプレートの確認、修復歴や部品が交感されているかとか、装備機器があるかどうか確認します。

エンジンルームが済むと車の前部を点検してから側面、そして後部を点検したあとルーフの点検をします。上記が査定時の標準的な検査手順で、マニュアルに沿って査定士で行きますが、しかし査定士も人間ですから、査定士の感覚でその判断にも差が出ます。

車査定の前に大切なこと

そのため、査定の時はどこをチェックするか知っておいて対策を取っておくことよりお得な査定額が望めます。そして、査定士に与える「心証」も大事です。車をキレイにしてあるとか、必用な書類がきちんと揃えられているなどで、大事に乗っている車=性能の良い車と印象づけられて、査定士が意識的にも無意識的にも良い査定をつけることは十分考えられます。