
中古車を売るときに中古車査定をして価格を決めるのが、中古自動車の価格査定を行うための民間資格を持った中古車査定士です。
中古車の価値を判断する中古車査定士の資格は、日本自動車査定協会がおこなう「中古自動車査定士技能検定」に合格した者に与えられます。
中古自動車査定士の試験の実施と査定士証の発行は、経済産業省・国土交通省は協会が試験をすることを認めた日本自動車査定協会が行っていますから、国家資格ではなく民間資格ということになります。
この資格は、一度取っても一生使えるものではなく、定期的に講習を受け、3年に1度資格の更新をしています。もし、査定ミスが発覚すればペナルティーもありますから、きちんとした勉強が必要です。
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中古車査定士受験資格と学科試験
中古車査定士の試験を受けるには資格が必要で、小型車査定士受験の場合は、普通運転免許以上の有資格者、自動車販売や整備の実務経験6ヶ月以上の者、そして、日本自動車協会が定めた3日間の研修を受けて修了していなければなりません。
また、大型の車査定士を受けるには、大型第1種運転免証を持っていて、さらに車の販売の経験や整備の実務の経験が6ヶ月以上なければ受験することができません。
中古車査定士の学科試験では「中古自動車査定制度」などの7科目の試験が行われます。試験の合格率はおよそ85%で、それほど難しい試験ではないようですが、しかしそれなりに勉強をしないと受からない試験ですから、しっかり学習する必要があります。
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