車を売却すると税金の還付はあるのでしょうか?と思われる方もいるかとおいます。現在、法律的には廃車しない限り税金の還付はありません。しかし中古車を買うと税金はかかります。
今回は、車両売却後の自動車税還付とリサイクル料金還付について記載しましたのでご覧になってください。
税金とリサイクル料金の還付について
法律的には現在車両を売却することによって還付される税金はありません。しかし、中古車を買うと月割の自動車税が請求されます。よって還付されるかは買取業者によって変わってきます。還付については国による指針が特にありません。よって査定額に含まれるか含まれないかを事前に確認しておきましょう。
廃車した場合に月割で還付されるもの

廃車には
- 一時抹消(再登録が可能)
- 永久抹消(解体するもの)
があり、還付されるものは、
- 自動車税(普通車のみ)
- 自賠責保険
- 自動車重量税(永久抹消のみ)
があります。
自動車税は排気量によって金額が変わる毎年5月に支払うものです。自動車重量税は、新車の購入時や車検時に支払う車体の重量クラス別にかかる税金です。
廃車を自分で行う場合は還付されます。業者に頼む場合は還付されない場合もありますので、あらかじめご確認ください。
現在、車のほとんどの部分はリサイクル可能で価値が0はありえないと言われています。もう廃車にすると無料が普通です。廃車専門の買取業者は、廃車手続きも行ってくれるし、お金をもらえる事もあるので諦めずに利用しましょう。

廃車買取.comは、かんたん車査定やナビクルと同じエーチームライフスタイル株式会社(親会社は東証一部上場企業の株式会社エーチーム)が運営していますので安心して使用することができます。

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税金以外に返金されるもの
税金以下以外で返金される可能性のあるものは、
- 自賠責保険
- 任意保険
がありますので手続きしましょう。どちらも月当たりの金額で返金されます。
自賠責保険も還付されるか、査定額に含まれるかどうかも査定会社に事前に確認しておきましょう。
リサイクル料金について
リサイクル料金は、車種、エアバッグ類の個数、エアコンの有無等により自動車メーカー・輸入業者が一台毎に設定しています。廃車から出たシュレッダーダスト、エアバッグ類、フロン類を自動車メーカー・輸入業者が引き取りサイクル・適正処理するために使われます。
それに加えて、料金の一部は廃車処理の情報管理(情報管理料金)やリサイクル料金の管理(資金管理料金)にも使われています。
出典:公益財団法人 自動車リサイクル促進センター
これから日本車でも輸入車でも車を購入される方は、リサイクル料金を支払うことになります。リサイクル料金については各自動車メーカーのホームページに記載されています。
すでに車を購入されている方は、「自動車リサイクルシステム」のホームページより、あなたの車のリサイクル料金(7:00~24:00)が確認できます。
リサイクル料金の返金について
リサイクル料金は、車を購入した最終使用者が支払います。通常は車両を売却場合には、リサイクル券を車買取業者に渡すとともに、車両売却金額+リサイクル料金を受け取る形になります。
しかし車買取業者に車を売却する時、リサイクル料金が査定額に含まれる場合と返還でもらえる場合とがあります。事前にしっかりと確認するようにしましょう。
自動車リサイクル券と引き換えに返金ができます。もしも紛失した場合は、「自動車リサイクルシステム」のホームページから、証明書を発行することができます。
まとめ
車の売却時や廃車で返金がある可能性のあるものは
- 自動車税(軽自動車以外)
- 自賠責保険
- リサイクル料金(売却時のみ)
- 重量税(永久抹消のみ)
いずれも返金があるかどうか、あるいは査定額に含まれるかは事前に確認しておきましょう。