トヨタ車

絶対に失敗しないベルタの特徴マニュアル

toyota belta

ベルタはトヨタが2005年から2012年まで製造販売していた小型の4ドアセダンタイプの乗用車です。2代目ヴィッツをベースとしており、ヴィッツのセダンバージョーン的なクルマです。

ヴィッツより内外装をドレスアップして、品のある仕上がりにしているのがこの車の特徴でした。2006年にはグッドデザイン賞を受賞しています。

おしゃれの最前線に立ち続ける覚悟はあるか

トヨタ ベルタ
コンパクトであるがゆえの運転のしやすさや、おしゃれで優雅な雰囲気の内外装の演出など、女性をターゲットにしたモデルでもありました。ヴィッツと比べるとホイールベースを90mm延長したことにより後席に余裕があります。

トランスミッションは燃費の良い自動無段変速Super CVT-iが装備されました。変速ショックがなく、スムーズな走りが可能で、CVT特有のアクセルの踏んだ後一歩遅れてクルマが加速するような違和感もありませんでした。

素人には分からない良いエンジン選択と悪いエンジン選択の違い

ベルタ車内

エンジンは最高出力70馬力を発揮する直列3気筒1.0L・1KR-FEエンジンと最高出力87馬力を発揮する直列4気筒1.3L・2SZ-FEエンジンの2種類が用意されました。

一人でドライブする機会が多い方は、割安な1.0Lエンジンでも十分で、複数で乗車する機会が多い方や、走りに余裕が欲しい方は1.3Lエンジンが好評でした。

なお、よりパワーが求められる4WD車には、1.3L NZ-FEエンジンが搭載され、トランスミッションは4速ATのSuper ECTとの組み合わせとなりました。

意外と知られていない燃費重視ならの20XX年モデル

海外のベルタ
2008年にマイナーチェンジが行われました。インテリアではセンターメーターなどの色調が変更、アームレスト仕様の6:4分割可倒リヤシートが標準装備化、花粉除去モード付のエアコンになりました。

2009年の一部改良では燃費が10・15モードで1.0Lエンジン搭載車の場合22.5km/L(従来型比+0.5km/L)になりました。

1.3Lエンジン搭載車の場合20.0km/L(従来型比+0.4km/L)に向上しています。

燃費重視の方で中古車の購入を考えている方は、2009年以降のモデルがおすすめです。

中古市場にありがちな事

ベルタの絵

トヨタ ベルタは、ベルタが持っている独特の特徴から人気の高い理由となっています。コンパクトサイズで女性をターゲットにしたおしゃれな内外装を持つクルマは、現行車種には見当たりません。